風俗業は接客業の1つです。
お客さんに対して定められたサービスを提供するのが風俗嬢の役割であり、お客さんを満足させられない風俗嬢はペナルティの対象とされる可能性があります。
しかし、風俗で実際にペナルティが科されるのは稀で、多くの場合は干される程度で済みます。
ただ、ひどい接客をしてるとクビにされてもおかしくないため、接客態度には注意しなければなりません。
ここでは、風俗におけるペナルティの内容について紹介し、実際にペナルティを科された場合の対処法について説明させて頂きます。
風俗におけるペナルティの特徴
水商売におけるペナルティと言えば、罰金というのがお約束ですが、風俗で罰金が科される事は基本的にありません。
その代わり、風俗では干されてお仕事が回されなくなります。
また、悪質なトラブルを引き起こした風俗嬢については、即日でクビになる可能性もあります。
真面目に接客している限りペナルティの対象にならずに済むため、風俗で働くなら丁寧な接客を心がけましょう。
風俗でペナルティが科されるのは稀
風俗では同じナイトワークのキャバクラとは異なり、ペナルティはあまり科されません。
キャバクラでは指名が取れない女性キャストは罰金という形でお給料が減額されます。
しかし、風俗では、指名が取れないことを理由にペナルティが科される事はまずありません。
ただし、風俗業も接客業である以上、お客さんに迷惑をかける行為をした場合にはペナルティを科される可能性はあります。
ペナルティを実施するかどうかは、オーナーや店長の判断次第なので、風俗だから罰金のようなペナルティがない、と甘く見ていると痛い思いをする可能性があるのです。
風俗でペナルティが科されることは極めて稀ですが、それでも真面目に勤務しなければなりません。
ペナルティの代表例は干される事
風俗嬢がペナルティの対象とされる場合、干されるという形で制裁させる場合が多くなっています。
風俗で干されると、お仕事を回してもらえなくなります。
フリー客を担当させてもらえなくなるので、歩合制の風俗では稼ぎづらくなってしまうのです。
指名が取れる風俗嬢はフリー客に依存しないため、干される対象になりづらく、たとえ干されたとしても指名客相手にお仕事をこなすことで稼いでいけます。
でも、指名が取れない風俗嬢が干されてしまうと、お仕事が取れなくなって出勤しても待機するだけで1日が終わってしまいます。
干されるのはフリー客に頼る風俗嬢にとって死活問題です。
干されるような事態は避けなければなりません。
出勤停止やクビになる場合もある
風俗店はネット集客の効果を高めるために、多額の広告費をかけてお店の宣伝に取り組んでいます。
にも拘らず、風俗嬢1人がお客さんに対して迷惑行為や手抜き接客をしてしまうと、風俗店の評判は大きく傷つき、集客のための努力が無駄になってしまいます。
そこで、問題行動を取る風俗嬢に対しては、同僚風俗嬢に対する見せしめの意味合いも込めて、厳しいペナルティが科される場合があります。
定められたサービスをきちんと提供しなかったり、手抜きサービスで男性客をフィニッシュさせてしまった風俗嬢については、即日でクビになる危険性があります。
また、性病感染しているのを隠して接客するのも重大なルール違反で、クビにされても文句は言えません。
さらに、クビにならないまでも出勤停止の処分となって、一定期間出勤できなくなる場合もあります。
基本的に自由が尊重され、ルールに厳しくないのが風俗の特徴ですが、そんな風俗でもお客さんに対する迷惑行為は厳しく罰せられる可能性があるため、接客態度には注意が必要です。
原因不明のペナルティが科された場合の対処法
風俗店で働いていると、風俗嬢の接客態度に問題がないのにペナルティが科されるケースがあります。
風俗店に問題があるケースで、店長や男性スタッフと風俗嬢の関係がこじれてしまったがために発生するケースです。
これは悪質店に所属すると発生するケースで、自分に原因がないのにペナルティが科された場合は風俗店の移籍が必要となります。
風俗嬢に問題があるかどうかを確認する
希望通りに出勤が認められなくなったり、普段と同じように出勤しているのに突然フリー客が取れなくなったらペナルティが科されている可能性を疑わなければなりません。
この際、重要なのは風俗嬢の接客内容や出勤態度について、問題がなかったかどうかを検証する事です。
トラブルやクレームの原因となるような問題行為が何もないのであれば、風俗嬢には何も問題がない、という事になります。
風俗嬢に問題がなければ、風俗店の側に問題がある可能性が濃厚です。
風俗店に問題がある場合は移籍する
風俗嬢個人に問題がないのに、いわれのないペナルティが科された場合は移籍が必要です。
いわれのないペナルティを受ける典型例は、店長や男性スタッフから交際を申し込まれたのを風俗嬢が断り、逆恨みされてしまうというケースです。
また、店長の趣味講習を風俗嬢が断ったり、特定の風俗嬢に対するえこひいきが激しい場合、風俗嬢に問題がないのにペナルティを科される可能性があります。
風俗嬢に問題がないのにペナルティを科す風俗店は典型的な悪質店です。
真面目な風俗嬢が稼げない問題店で、そんな風俗店に所属していても良い所は何もありません。
我慢して真面目に勤務し続けてもまったく稼げないため、一刻も早く別の真っ当な風俗店へ移籍すべきです。
ペナルティを科された場合の対処法
真面目に営業している風俗店では、問題のある風俗嬢に対して問題点を指摘し、改善を促すためにペナルティが科されます。
風俗嬢に問題がある事を指摘された場合、その問題がある事実をしっかり受け止める事から始めましょう。
接客内容を見直せばしっかり稼げるようになるため、投げやりな態度での接客は改めるべきです。
指摘された問題点を受け入れる
きちんと健全に経営されている風俗店では男性客に対して顧客アンケートを実施し、風俗嬢の接客内容をチェックしています。
接客内容に問題のある風俗嬢はアンケート結果を基に、具体的な問題点を指摘されます。
そこで、ペナルティが科される問題点が指摘されたら、その問題点をきちんと受け入れる所から始めましょう。
指摘された問題について風俗嬢が受け入れない限り、接客内容を改善させる事はできません。
得てして問題のある風俗嬢は、自分の問題点を認めないものです。
スタッフから指導、叱責されても、傲慢な態度を改めないまま自分の道を突き進んでしまうためにスタッフから見放され、ペナルティの対象とされてしまうのです。
ペナルティの対象とされたくないなら、指摘された問題点については率直に認めて反省する態度を示さなければなりません。
接客態度を改め、丁寧な接客を心がける
問題のある接客をしていた事がわかったら、それを改める事が必要です。
風俗嬢の役割は男性客に高い満足感を味わってもらうことなので、男性客の満足感や気持ちを重視し、男性の立場に立った接客を心がけるようにしましょう。
定められたサービスについてはきちんと提供するように心がけましょう。
コース時間をたっぷり使って接客してれば、クレームが入るような事態は避けられます。
とにかく丁寧な接客を心がけ、男性を気持ち良くさせる事を目標に接客していれば技術も向上し、指名が取れる風俗嬢になれます。
店舗型風俗店からデリヘルへ移籍する
風俗店の要求レベルが高く、風俗嬢がどんなに頑張ってもその要求に応えられないという場合があります。
そのような場合には、お店の移籍が現実的な対応策です。
一般に店舗型風俗店のソープやファッションヘルスは比較的マナーや接客内容に厳しい傾向にあります。
他方、デリヘルについてはカジュアルな接客内容が中心とされており、店舗型風俗店に比べると、求められる接客レベルは緩めです。
そこで、店舗型風俗店が厳しく感じるのであれば、デリヘルへの移籍がおすすめです。
デリヘルはそこまで厳しくない場合が多いので、店舗型風俗店でペナルティを経験した女性でも大丈夫な可能性があります。
ランクが低い風俗店への移籍を検討する
高級風俗店では間違いなくアンケートが実施され、風俗嬢の接客態度が厳しく調査されています。
大衆レベルの風俗店でも多くの風俗店ではアンケートが実施されているため、接客態度に自信のない風俗嬢にとって厳しい環境です。
一方、格安店や激安店ではアンケートそのものが実施されない場合も多くなっています。
接客態度に自信がないなら、所属する風俗店のランクを落とす、というのも1つの方法です。
ただし、ランクが低い風俗店へ移籍すると、お給料の基本額が下がります。
指名料も低額なものとなったり、指名制度がない場合もあり、効率的に稼ぐのには不向きとなってきます。
所属する風俗店のランクを下げるのは最終手段と考えた方が良いでしょう。
出勤スケジュールを正しく守り、決められたサービスをきちんと提供する風俗嬢であればペナルティを科されるような事態は避けられます。
稼ぐためには所属する風俗店のランクを下げるより、接客内容を見直す方を優先すべきなのです。
まとめ
風俗業界は総じてゆるい業界なのでペナルティが科される事は極めて稀です。
ただ、風俗業も接客業なのでお客さんに迷惑をかける行為をしたり、風俗店の営業を妨害する行為をした風俗嬢はペナルティの対象とされます。
風俗における代表的なペナルティは干される事です。
干されると、フリー客を回されなくなってしまいます。
また、迷惑行為がひどい場合には即日解雇させる危険性もあります。
風俗嬢に問題があってペナルティが科される場合、店長やスタッフから接客内容についての問題点が指摘されるはずです。
問題点が指摘された場合には、素直にその指摘を受け入れ、接客態度の改善に努めましょう。
所属風俗店のランクを下げるという方法もありますが、稼ぐためにはあまりおすすめできません。
真面目に出勤し接客態度を改めればお給料を下げずに済むため、男性客を第一に考え、接客態度の改善に取り組みましょう。
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